ユニットでは職員がアイデアを出しあい、日々ご利用者様に楽しんでいただけるレクリエーションを考えています。
こちらのユニットでは、久しぶりの『ジェンガ』が登場しました。
人差し指サイズのブロックを積み上げたタワーから、ブロックをひとつ抜き取って一番上に積んでいきます。
バランスを崩してタワーを倒してしまったら負け、シンプルなゲームです。
ジェンガ初めての方も遊んだ経験のある方も、職員の説明を聞きながら少しずつゲームに慣れていきます。
ブロックを抜く時は、息をひそめて全神経を集中させて…自分の番でなくても、皆さま真剣な眼差しでその指先を見つめています。



次の方が苦戦するように敢えて難しいところを狙う強者もおられ、「おおー!」と、称賛の声があがります。


「倒れそう…」と、なかなか手が出ない方には、
「この辺りはどう?がんばってー!」職員がサポートし、
無事クリアーできるとほっと安心されたり、喜びあったり。


「それよりこっちがいいんじゃない?」
「もうちょっと右、右。」
お互いにアドバイスを送りあい、緊張感の中に一体感も生まれます。
最後に崩れてしまった時は、
「あーーーー…」と、残念な声が響きわたりますが、皆さま全員笑顔です。
崩れるたびに「もう一回!」と、何度も繰り返し楽しまれました。


「初めてだけど、面白いゲームだった。」
「毎日やりたいね。」
「次はもっとがんばるわ。」
レクリエーション終了後も皆さまリビングに残られ、
しばらく余韻に浸られていました。